こころの書展。


行ってまいりました。

郡山の書家、柴崎翠舟先生がお亡くなりになり、追悼展ということでゆかりのある先生方が出展なさっています。

大先輩たちの作品の力は勿論、それにも増して、気持ちが伝わってくるいい書展でした。

故人の人柄と、仲間やお弟子さんの暖かい気持ち。
そんなものが伝わってきました。


柴崎先生の作品は優しく、硬筆のひらがなは身がすーっとなるくらい綺麗な書です。

私も、幼い頃からお世話になっていて、気取らない、素敵な人でした。


日曜日まで。
ビッグアイ6階。

10時から18時まで。
日曜日は17時まで。

ぜひ行って見てください。

これは、柴崎先生の作品『萌』です。




  


ロゴ書きました。

山形の庄内に住む友人、まどかさん。

彼女とは写真を通じて知り合ったんだけど、今、フォトサークルを作って精力的に活動しています。

その名も『nico-photography

ブログ:http://nico-photography.nu-d-ism.org/




「写真を撮るときって基本、
 笑う
 撮られる時も笑う

 笑うのって楽しいときだったりする

 写真って楽しい

 楽しくなかったら
 いい写真は撮れなかったりする
 
 写真って心が映る

 nico=笑顔

 にこっと笑う


 どうか、みなさんも写真を楽しんでください

 私たちと一緒に・・」(ブログより)




フィルムの製造が次々と打ち切られ、デジタルに変わっていく現在。


フィルムにこだわり活動しています。



彼女の写真は何回か見ているけど、雰囲気のある空気や匂いを撮るような作品。




そのサークルのロゴを書いてほしいと依頼があり、書かせていただきました。




写真の作品の雰囲気を壊してしまわないか、不安ですが^^;



nicoフォトの皆さん。

ありがとうございました。



写真展、見に行けたらいいな。

応援してます^^

  


Posted by tep-pei at 2009年07月14日23:06作品
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SYOZOさんに搬入。


昨日より、郡山駅前モルティの一階
『眼鏡専門店SYOZO』さんのショーウィンドーに作品を飾っていただく事になりました。

ホントは先月だったんだけど、なかなか書けなくて、今月にしてもらい(^_^;)


SATOM、SYOZOさん有り難う。

今月いっぱい展示されるので、近くをお通りの際はぜひ!

道路から見えます


  


ガラスに書を書く。

以前告知した、NHK文化センターの一日体験講座

「ガラスに書く」




6名の方々に来ていただきました。





それぞれの好きな言葉を、好きな色で。


ペンキの匂いにやられながら。





書をやってる人も、小学校以来という人も。

文章を四角いスペースにまとめるのに苦労しながら、皆さん楽しんで書けたようです。




こんな作品たちができました^^




それぞれいい感じですね~。




書の楽しさを感じていただけたでしょうかね~??


  


生徒さんの作品。


今回のテーマは『好きな漢字一文字』

生徒さんが選んだ字は『笑』。


笑ってるように見えますねo(^-^)o


  


ありがとう。


最近身にしみる言葉です。

頼まれて書いた3点。

最近、『ありがとう』という言葉が沁みてきます。

昔より歳をとったからか、
人間関係が濃厚になって来たからか、

実感としての『感謝』が出てくるようになった気がします。

みんなのおかげで生きてる、

そういう実感です。


  


Posted by tep-pei at 2009年06月15日12:30作品
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おかげさまで。


今日、遅番明けに、家に帰ってきたら。

毎日書道展から封書が。。。


開けてみると。


入選してました


おかげさまで、これで3年連続。

やっぱり嬉しいもんです



  


「とめはねっ!」

異色の漫画「とめはねっ!」

書道が舞台の漫画はこれが初めてじゃないでしょうか。


高校の書道部が舞台。

単行本を買っているんだけど、なかなか面白く、きちんと描かれていると思います。


それがNHKでドラマ化されるらしいです。



書を書くところは吹き替えなのかな?


ひそかに書道ブームが来てる気がするが、さらに盛り上がる??





<とめはねっ!鈴里高校書道部>武田双雲協力の書道マンガ NHKで来年1月からドラマ化 
6月8日5時0分配信 毎日新聞


ドラマ化が決まった河合克敏さんのマンガ「とめはねっ!」(小学館)
 書道にかける高校生の青春を描いたマンガ「とめはねっ!鈴里高校書道部」がNHKで10年1月からドラマ化されることが8日、分かった。柔道で全国2位の腕前を持つヒロインの望月結希(ゆき)役は、ドラマ「ゴッドハンド輝」の新人看護師役で出演した朝倉あきさん(17)、帰国子女でのんびり屋の少年・大江縁(ゆかり)は、大河ドラマ「風林火山」の勝千代(武田信玄の少年期)役の池松壮亮さん(18)がそれぞれ演じる。 

 「とめはねっ!」は、柔道マンガ「帯をギュッとね!」や、第45回の小学館漫画賞を受賞した競艇マンガ「モンキーターン」を手掛けた河合克敏さんのマンガ。「ビッグコミックスピリッツ」で連載中で、4巻計62万部を発行している。帰国子女の大江が、副部長に弱みを握られ書道部に入部。次第に書道に興味を持つようになり、同時に望月にほのかな恋心を寄せる……というストーリーで、書道家の武田双雲さんが協力している。

 ドラマは、ヒロイン・望月の視点から描くという。毎週木曜日午後8時から6回放送の予定。



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090608-00000000-maiall-entより  


Posted by tep-pei at 2009年06月08日11:34
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1日体験講座。

NHK文化センターで1日体験講座をします。


テーマは『ガラスに書く』

型にはまらない自由なスタイルのモダンアート感覚の書を体験しましょう。
透明なガラスに書くことで、光と影、奥行きが生まれます。ポップでクールな「書」をお楽しみください。

6/23 (火) 19:00~21:00

受講料:1,785円  プラス教材費500円くらい。


詳しくはこちらをご覧ください↓

NHK文化センターのHP
http://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_503486.html  


本日の生徒さんの作品。


今日のテーマはアルファベット。

漢字よりは描きやすかったようです
  


おぼろ。


今回は『朧』が課題。

3つの部首があって皆さん苦労していたようですが、
確かにこれは難しい。

でも、素敵にできました



  


名前変えてみた。


「ショカキドリ」

という名前で始めたこのブログですが、

「書家」というのがどうもなじまなく。


世間から見れば「書家」というのに入らざるを得ないんだろうけども。


「書家」と名乗れば、書道に申し訳ないわけで。


「書家」と名乗るにはもっともっと奥が深いわけです。



なので、「書家」に似ているけど、違うモノ(少なくとも今の段階では)ということで、「書家もどき」。


ただ単に「書」を書いている人


「書カキビト」ですから。




でも。


作品にはいつも心を入れているつもりです。

それだけは、自信を持って。



これからも等身大で行きます。


迷い、戸惑いながら。。。

  


Posted by tep-pei at 2009年05月10日01:08
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締め切りに次ぐ締め切り。

毎日書道展も今年で3回目。

まぐれで、2年連続入選していますが、


今年はいつもに増してぎりぎり。

そんなに甘くないことでしょう。



でも、最後に書いたのが選ばれて良かった^^;


力になっているとはいえ、最初のが選ばれると虚しさが。。。



続いては、昇段試験です。

最後まであきらめんぞ~。

  


YOCO書展。


友人YOCOの書展に行ってまいりました。

YOCO個展
 書展 SUNNY WRITER











彼女らしい華やかな空間。。


あと、発想がすごいんだな。

発砲スチロールを刻字風にしたり、瓶に入れたり。。。



いつも刺激になります。





こやつがYOCOです。

ガーベラと哲舟先生の書とYOCO。




 ギャラリー喫茶 ポプラ
 〒963-8851 郡山市開成6-296-1
  0249-934-2880
 (安高南側通り開南幼稚園前)

 4月20日(月)~5月1日(金)

 10:00~17:00
  最終日 ~14:00

 ※定休日 25日(土) 29日(水)

YOCOブログ。http://ameblo.jp/yoco-o-o/




そして、ちょっと前に行った、刻字展。






刻字とは、

木に書を書いて彫ったもの。

そこに彩色してあり、アートです。


小山鳳来先生の刻字はいつも絵を見ているようで、その若々しい発想に感動します。


明日までだけど、こちらも見る価値あり。

ぜひ。



4月26日15時まで。

矢吹町ふるさとの森芸術村
住所 : 福島県西白河郡矢吹町大池 243−2
■TEL: 0248-42-4506
  


Posted by tep-pei at 2009年04月26日00:03
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載りました。

『書21』という雑誌に、
去年の『墨粋会書展』に出展した作品。



静かな水面(みなも)に浮かぶ月

揺れてはかなく浮かぶ夢

すくいあげた手のひらに

くだけて散ったひとしずく


自作詩。

桐の板にペンキで書きました。

桐の木目を水面と雲に見たてて。


  





毎日書道展に出品するために書いております。


あと1ヶ月切ったので、集中します。

いつもスロースターター(^_^;)


  


贈り物。

教室の生徒さんが、郡山を離れるとのことで、その方に贈るので何か書いて欲しい頼まれました。


何がいいかな?と考えてたところ、

その方の日記で、イタリア料理の先生に『「ずっと友達だよ」ってイタリア語で何と言うんですか? 』
と聞くと、
「siamo amici sempre!」と教えてくれた


という話が載っていたので、その言葉を書にしてみました。





色紙サイズの書に、チェックの布と、ベージュの布を重ねて、ナチュラルな額で。



カントリー風になりました。
  


Posted by tep-pei at 2009年03月08日09:34作品
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生徒さんたちの作品です。

今回は、「桜」という字を皆さんのイメージで書いていただきました。


春が来た感じでいいですね
  


「田で書展”」終了しました^^

今回もまた、たくさんの方が来てくださいました。


ほんとにありがとうございます!!



田さんには、いつも、辛口な口撃をうけつつも(笑)、美味しい料理とお酒をいただいて、かわいがってもいただき、御迷惑もおかけしていたので、少しでも恩返しができたかな??


そして、とてもお世話になりました。



もう何度も書いていると思いますが、

書展をやって、思うことは、

「やってよかったな」


ということ。

仕事をしながらやるのは、ほんとに大変です。

体力的にも精神的にも。


でも、それゆえの充実感。


終わった時にはさみしい気持ちになります。。




今回、飾らせていただけることになったのは、田さんの御好意。

そして、いつも来てくれる仲間たち。

休みを取るので、職場の皆さんの協力。



そういう温かい心に支えられて、こういうことができます。



ほんとに、幸せだな~と思います。





そこでの、新しい出会いもあります。

今回も、たくさんのいい出逢いがありました。


ある、年配の方が声をかけてくださいました。

「若いのに頑張ってるね。応援するよ。ここは、そういう人をつぶそうとする人が多い風土だからな~。」

そんなに、若くないんですけど(笑)

でも、そういう先輩がいること、そして、出逢えたことが嬉しかった。




そして、いつも感じるのは、まだまだ下手だよな~ということ。



展示するということは、ありのままの自分ををさらけだすこと。

それは、とても怖いことです。



こんなんで出していいんだろうか?

見てくれるだろうか?




飾ることによって、自分の悪いところが客観的に見えてきます。



技術的にはまだまだまだ、まだ。

それが痛いほど自分に突き刺さってきます。




でも、最近は思います。


こんな書でも、「なんか、いいね」って言ってくださる人がいる。

それがとてもうれしく、自分の書を通じてそういうプラスの感情がうまれてくるのがとても嬉しいんです。

そして、書展をやることで、いろんな人がつながっていく、その媒体になれることが嬉しんです。




そういう意味で、私は「書家」でも「書道家」でもなく。

取材を受けたりした時は、ぴったりした肩書きがなく、そう書いていただいていたんですが。


「筆と墨をつかって、自分を表現している人」

というくくりなんだと思います。



だから、「ショカキドリ」と。

書家ではなく、書家を気取っているだけ、という言葉をつかったんだけども、

これもまた、ちょっと違うなと思います。



「書を書いてる人。」

それ以上でも、それ以下でもない。

「書カキビト。」

(厳密にいえば、「書」とはちょっと違うのかもしれません)



そして

「つないでいく人」

「ツナギビト。」




それは、自分を卑下しているわけでも、かっこつけているわけでもなく。

そうなんだと思います。


そして、そうしていきたいんだと思います。



もちろん、それがマスターベーションであってはいけない。

見てくださる人があってこその表現だから。



楽しむ方法。表現の仕方。

「こういうやり方もあるんだよ」と。


そういうのを「教える」のではなく「伝えていく」。。。。

僕ができることは、そういうことで、
そういうスタンスで行きたい。




そして、こうも思うようになりました。

「等身大で生きていれば、なにも怖いことはない」。



もちろん。

これに甘んじてはいけないと思っています。

自分は、自分。


それは、周りは関係ねぇや、ってことではなくて、

自分は自分でしかない。

ってこと。


「ひらきなおり」ともちょっと違くて。

自分を認めて、ありのままを受け入れていく、ということ。

その上で、歩いて行くということ。




「なんか、いいね」

って言ってくださる人のためにも、もっともっと自分を磨いていかないとなと思います。

人間的にも、技術的にも。



褒めてくださる人だけではありません。

厳しい意見も言ってくださる人がいます。


それは、とても嬉しいことです。



それがあることで、立ち止まって自分を見つめなおすことができる。

一瞬、かなりへこむけど、自分の中で消化すると、また糧になってきます。


そうだよな~、と気づかされたり。
それは、ちょっと意図に反してるな、と思ったり。
考え直さないとな、と思ったり。
そういう考えもあるのか!と発見があったり。

自分だけじゃ見えなくなっていることを、考え直すことができます。



基本、褒められて伸びるタイプですが(笑)

人間だから、「なんだと!」「ムカつく!」と思ったりするけど、
愛のある厳しい意見は、ありがたいことと受け入れていかないとなと思うし、言っていただきたいなと思います。

一瞬反発しますけど(笑)

真摯にうけいれていかないとな、と思います。



最後に、皆さんにほんとに感謝いたします。


ありがとう!



これからも、僕は歩いていきます。


一歩、一歩。


甘んじることなく。

背伸びすることなく。

くさることなく。


僕らしく。ね。
  


Posted by tep-pei at 2009年03月03日10:12
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